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2009年11月の投稿

2009年11月30日 (月)

吉野林業見学③大橋式作業道の山

吉野の地で大橋式作業道を高密度に入れていることで有名な清光林業の山を訪ねた。

案内をしてくれたのは、清光林業社長の岡橋清元さん。会社・個人あわせて、1900haもの山林を持つ。

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今回お邪魔したのは川上村の中心部に近い14haの山。100年生超のスギが整然と立ち並ぶ山に、幅2.5mの作業道が入っている。

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吉野では1970年ごろからヘリコプターによる集材がはじまり、現在ではそれが80%を占めるに至った。ヘリ集材は架線集材にくらべ作業期間の大幅短縮化など利点が大きいが、逆に経費はかさみ(2~3万円/㎥)、採算の関係から見直しが必要だった。

清光林業では、作業道を開設してトラックによる集材を選んだ。トラック集材は経費5000円/㎥といわれている。ヘリに比較し格安である。

岡橋さんが選択したのが、作業道開設の第一人者・大橋慶三郎氏の大橋式作業道。航空写真や地形図を参考に、最後は実際に歩くことでルートを決め敷設する。獣道も考慮にいれる。

その特徴は、路盤を丸太で補強すること、排水をゴムを使い路上を通すこと、など。

これで頑健な作業道ができるそうで、グラップルでの作業も容易となる。200m/haと高密度なので効率もいい。

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最後に車に乗せてもらい作業道を下った。いくぶん勾配が急だったり、カーブがきつすぎるように思われたが、そのほうがスピードが出ないので安全なんだという。幹線は急勾配、ヘアピンカーブがあっても、絶対に崩れない場所に道をつけるそうだ。

これからの林業を考えると、なんといっても低コストでの出材が大事となる。おのずと作業道の重要性がクローズアップされる。

(かんから)

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東京の森と木WEBに写真アップ

東京の森と木WEBに新しい写真がアップされました。

昼休み、チェーンソーの目立てをするカヌーの写真です。よろしかったらご覧ください。

(かんから)

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2009年11月25日 (水)

「MIDORI PRESS」の取材を受ける

林業への新規就業を支援する国の制度「緑の雇用」。その機関誌「MIDORI PRESS」の取材を受けた。これから林業を頑張ってやっていこうという全国各地の「緑の雇用」研修生がおもな読者である。

チェンソーズ開業から3年半が経過。わずかな時間ではあるが、おおきく変わったようであり、そのじつ何も変わっていないようでもあり.......。

初めに思い描いていたことは何か。現実はどうなのか。改めて考えさせられる。

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(かんから)

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吉野林業見学②吉野杉

吉野材センターを見学した。この一帯は吉野貯木場とよ、る。かつての筏流しの中継地だ。現在は60の製材工場が集まっている。それぞれ取り扱い品目がちがい、「スギ屋さん」「ヒノキ屋さん」などと呼ばれているそうだ。

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吉野杉(材)の特徴は、①色(赤み=淡紅色が多い)、②年輪幅がつまっているの2点に絞られる。それが値に直結するそうだ。

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つづいて隣接する原木市場を見学した。市が終わったばかりとのことだった。まず、吉野林業の主役・スギの説明を受ける。

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下の写真の材は、樹齢120年、直径52cm。川上村の産で、伐採後4ヶ月葉枯らしして乾燥・渋抜き。ワイヤー集材された。値は8万円/㎥。長さ8m、材積2.333㎥なので、18万円強となる。昭和56年ごろは50万円/㎥ついていたそうなので、116万円ということになる。ずいぶん値が下がったものだ。ちなみにこの木、赤みは大きいのだが、左下部分がやや白く、それで若干値を落としているという。

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1500年代から造材の歴史がある吉野。蜜植、多間伐、長伐期という独自の方法で「吉野杉」というブランドを育ててきた。学ぶことは多い。

(かんから)

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2009年11月23日 (月)

吉野林業見学①磨丸太生産の山

NPO法人共存の森ネットワークが主催する「森の名手 名人フォーラム」に参加した。昨年の木曽に続き、今回は吉野(奈良県)である。

事情があって初日(11月21日)は夕方からの合流となったため、2日目からのことを報告したいと思う。

最初に訪問したのが、奈良県指導林家・上田善嗣さんの山。そこは、人家のすぐ近く、田んぼの奥にあった。遠目にも「なんだか凄い山だな」と感じた。

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細いスギがかなり高くまで枝打され密集している。面積1.2ha.。ヘクタール当たり1万本植える。ほとんど間伐はしないということなので、ほぼそのまま残っているのではないだろうか。すべてセンゾクシバハラという種で磨丸太に仕上げられる。磨丸太は住宅の和室の床の間や茶室・数奇屋造りなど純和風建築、ほかには旅館や料亭などに使用されるものだ。なぜ間伐しないかというと、目が粗くなるから。

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見学した山は11年生の山で、2~3年後に出荷するつもりだという。1m間隔で植栽されている。

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磨丸太にとって重要なのは節がなく通直であること。そのために枝打はかかせない施業で、はじめは毎年、その後も2年に1回は行なうそうだ。枝打後の巻き込みが大きくならないよう、枝が細く柔らかいうちに落とすのが基本だという。

7mまで枝打してあるので、一本から3mの丸太が2本取れる。こういう木を使った家のニーズは大きいのだが、残念ながらこういう木をこなせる大工が少なくなっているそうだ。

使用するのはカマ。一回に1mから1.5m打つ.強すぎて木の成長を鈍らせることになるので施肥を行なう。

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上の写真のように皮が剥がされているのはシカの食害である。最近はシカが異常に増えているそうで、荒らされることが多い。

上田さんの山の最大の特徴は小面積・高集約だ。1.2haの山に700mの作業道が入り、また家からも近いので家族だけでの経営が可能となっている。檜原にはまったくないタイプの山だ。

(かんから)

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2009年11月18日 (水)

雲が湧き上がる

雨上がりの朝。前日の雨が早朝まで残っていたのだが、現場へ向かうころにはすっかり晴れた。

現場の藤原都有林へは奥多摩周遊道路を使って行く。都民の森を過ぎたあたりで、標高はおよそ1000メートル、気温計は2度を記した。空気は澄み、青い空、紅葉した木々が色鮮やかに目に映る。水蒸気が盛大に上がり、雲が形づくられる。なかなかの絶景だ。

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奥多摩方面の山には冠雪が見えた。雲鳥山、あるいは鷹ノ巣山だろうか。きのうの雨が雪だったようだ。もう冬が始まろうとしている。

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(かんから)

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2009年11月17日 (火)

植林後の保育状況調査

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何をしているのかというと、昨年新植されたスギ(花粉が少ない)・ヒノキのその後の状況を調査しているのだ。

状況は①正常、②異常、③枯死の3つに分類し集計している。

おおむね正常に成長しているものが多いのだが、場所によって枯死や生育不良(異常)が集中しているところがあった。土砂が崩壊しやすい岩場や窪なかがよくないようだ。ほかにも、日差しや水はけの良し悪しなど様々な要因が関係してくるのだろう。

じつはこの山はこの夏下刈りをした場所で(奥の山は植え付けも)、なかなか縁のある山なんである。この後も下刈りは続くだろうし、そのあとには枝打・間伐もある。ずっと関わることができたら、いい勉強になるなと思っている。

(かんから)

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2009年11月11日 (水)

”森の写真だより”が更新されました

東京の森と木」のトップページにある”森の写真だより”。ことしのはじめごろから、チェンソーズ撮影の写真を使ってもらっているのだが、きょう11月初旬版が更新された。

この場でお知らせするのは初めてとなったが、こんなこともやっていたのである。

載った写真は、藤原都有林への広葉樹のなかの道。間伐初日、チェーンソーをかついで現場へ向かうところを写したものだ。

(かんから)

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2009年11月10日 (火)

カラフルな道をゆく

藤原都有林の現場へは、車を降りてから約20分、広葉樹林のなかを歩く。紅葉のピークで、赤や黄、オレンジ色が青い空に映える。たくさん積もった落ち葉も明るく、カラフルな道をつくっている。

また、下り坂なので足取りも軽く、気分がいい。

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(かんから)

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2009年11月 3日 (火)

初雪初氷

今日、檜原村は冬本番となった。朝の気温は氷点下!

朝、車のフロントガラスが凍り、都民の森方面は初雪が降った。

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午後3時の気温も2℃と真冬の寒さで、降った雪は1日とけずに残った。まだ紅葉も終わってないというのに・・・

今日はそんな冬景色の藤原都有林で間伐の仕事。チェンソーズとして初めて入札で落札した現場。記念すべき第1号である。

その山はスギ、ヒノキとカラマツの混交林だが、モミやケヤキの大木が残る。

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これからしばらくは、この藤原都有林と先日のつづら岩の山で間伐三昧だ!!

(カヌー)

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2009年11月 2日 (月)

ちいさな紅葉に一息つく

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先日現場でちいさなもみじを見つけた。尾根の岩っぽいところで健気に紅葉していた。

チェーンソー等を上げるある意味いちばんきつい日だったのだが、ここで一息。

(かんから)

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