体験・見学

山梨・藤原造林見学

先週21日、山梨県の藤原造林さんを見学させていただきました。

東京都農林水産振興財団の「林業担い手確保対策事業」「森林整備地域人材育成事業」の一環です。

藤原造林では、複数の所有者がもつ山林を団地化し、そこに自前で道をつけ、集約経営をすすめています。

道は大橋式で、幅員2.5m。小型の重機での作業が可能なものです。

搬出作業の1パターンを見せていただきました。

手前にハーベスタ。伐採木を引き出し、玉切り、造材します。造材したものを、奥にいるグラップルでつかんで、さらに奥にいるトラックに積み込みます。作業の合間を縫って、グラップラのオペレーターが検地もします。トラックはいっぱいになると土場へ向かいます。その間もハーベスタとグラップルの作業は続きます。

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チェンソーズでは現在のところ、こうした機械を使っての作業は行なっていません。しかし、将来的にはやりたいと思っています。大いに参考になる見学でした。

(かんから)

小学校の先生が見学にきました

狛江市和泉小学校で4年生を受け持つ丸山春華先生が、都民の森の枝打現場の見学にきました。

社会科の授業で檜原村を取り上げるとのことで、その取材です。

狛江の子供たちが林業をどう捉えてくれるのか楽しみです。山ばかりの景色を見て、昔の生活だー、なんていわれるんだろうなー。おもしろい、と思ってくれる子が何人いるか。

なにはともあれ、林業について子供たちに伝えてくれる丸山先生に感謝です。

(かんから)

Pa185861 丸山先生を迎えて

「森林・林業・環境機械展示実演会」を見てきました

群馬県高崎市で行なわれた「森林・林業・環境機械展示実演会」を見学してきました。

まず始めに訪ねたのは、北川原技研。チェンソーのソーチェン、及び刈払機の笹刈刃を目立てする装置「キマル」を製造しているところです。

これらの目立ては従来、手動でやすりを使って行なうのが基本で、いわゆる手技というか、個人の技術力によって差が出るものでした。もし機械を使って、だれもが正確に目立てできるというなら便利だと思い、興味を持っていたのです。

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ソーチェン目立て装置の説明をする開発者の北川原さん

Pa045691 笹刈刃の目立て装置

北川原さんから、上記の装置で目立てした刈刃を1枚いただきました。切れ味を確かめたいと思います。

スチールのブースでは「ティンバースポーツ」のデモを見ました。「ティンバースポーツ」は斧やチェンソーを使って伐倒の速さを競うなどするスポーツです。2009・2010年のチャンピオン、ジェイソン・ウエインヤードさんがデモを行ないました。

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また、チェンソーの新製品の発表もあり、そのデモもありました。

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ほかに安全ズボンの安全性を証明する実験がありました。回転するチェンソーの刃が当たりズボンが切れた瞬間、中の繊維がソーチェンやスプロケットに絡みつき、チェンソーはすぐ止まりました。刃はズボンの裏まで達していません。

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スチールは多くのことを実演して見せてくれ、またそれがスマートで、そこに林業が根付いている国の文化を見た気がします。

(かんから)

林業就業支援講習を見学する

きょうで4日連続の雨。現場へ出れない日が続いている。

先日、チラッと報告した林業就業支援講習の様子を見に出かけた。

この日は予定では山林での実地研修(刈払い、伐木)に当てられていたのだが、やはり雨で山へは入れず、室内での坐学となっていた。

森林組合を退職したばかりの講師の、山仕事の経験談を聞くというもので、映像を使っての講義である。

けっきょくは一年ぐらいはやってみて、体力的にも感覚的にも身体を山仕事に慣らす必要があり、すべてはそれからというお話しであった(かなり要約しました)。自分個人のケースを考えてみて、たしかにそうだと思う。

林業の世界に入ったのが36歳。新しいことを始めるには少々遅いかなという年齢であった。始めるのに遅すぎることはない、という説もあるが、それは置いといて.....。それがいまも続けられているのは、初めの職場がよかったからだと思っている。そこでは、ほかの人に煽られながらガシガシ作業する、ということがなく、わりとのんびりなペースで仕事を進められたので、知らず知らずに身体が慣れされたのだ。のんびりなペースというのも、いまにして思えばだが......。

きょうの講習に参加していたのは7人。川崎市から来ている受講生は、地元のハローワークではぜんぜん林業の求人がないという。全国レベルで探せば、ないことはないと思うのだが、初めの職場にふさわしいところが見つけられるかを考えると、狭き門でありそうだ。

P5080193 雨のなかよく手入れされた山林を見学

(かんから)

現場見学会を開催する

かねてから要望があった現場作業の見学会を行なった。参加してくれたのは3人。森林ボランティアとして活動するタシロエツコさん。NPO法人共存の森ネットワーク事務局の中野葉月さん。同ネットワーク会員の松井昌代さんである。

午前9時、現場への登り口であるバス停に集合。挨拶のあとさっそく歩き出す。

まず体験として、チェーンソー、登降機などをくくり付けた背負子を背負ってもらう。重量は8キロ前後。現場の初日は、だいたいこれくらいの物プラス燃料や自分の弁当などを持って山道を行くのである。じつは、これが一番きつい。

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現場まで40分で着いた。想定より20分早い。

まず、間伐作業前の大刈り、そして花粉対策の枝打を見てもらう。枝打のほうでは、登降機や高枝鋸を振る体験もしてもらった。

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昼食は間伐が終わった場所の尾根で。後方は雑木山が広がり、さぞかし気分がいいだろう的な風景。なのだが、あいにくきょうは曇天。晴れた日の山の昼寝を堪能してもらいたかったのだが残念。

それでも松井さんは真っ先に横になっていたが.....

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午後は間伐の見学と伐木体験。

未間伐のヒノキ山でまずは選木。この後の間伐で伐られるであろう木に印をつけてもらう。事前に説明はしたが、いざその気で山に入るとおおいに迷うようである。

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ついで伐木体験。伐り方は、混んでる山での切り捨て間伐で用いられる方法でやってもらった。われわれの普段のやり方である。

今回の参加者3人はチェーンソーの使用経験あり、の人たちであったが、このやり方は初だそうだ。

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ここまででプログラムは終了し、下山となった。

林業にはいくつかの種類がある。①自分で山林を所有し、かつその山の施業を行なう林家。②あるいは、そうした山林所有者から施業を委託され行なう森林組合。③森林組合から施業を仕事として請け負う業者。東京チェンソーズはここに分類される。

ひとくちに同じ山仕事といっても①②③でそれぞれ仕事の進め方、やり方は変わってくる。今回はそのひとつ③のケースを見てもらったということだ。

みんな思うことはそれぞれだろうが満足してくれたようなので、こちらも嬉しい。

最後は全員でジュースじゃんけんをした。今回のプログラムを立てたガレージが負け、なんとなく落ちがついたなという感じで解散した。

またやりたいものだ。

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(かんから)

貴重な経験

本日、現場体験に中野雄介さん(34歳)がやってきた。中野さんはつい先だってまで某アウトドア雑誌で編集長を務めていた方である。現在はフリーライター。

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スギの12年生の山で1日、鉈を使って根払いを体験してもらった。これまでに林業の現場は取材で訪れ見たことはあったそうだが、じっさいに作業を体験したのはきょうが初めてとなった。「貴重な経験をした」と話す。

今後は編集者の道を続けるか、林業or農業の道へ転進するか模索中だという。

歩くのが大変だ

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林業の現場体験を希望する人が1人、チェンソーズの仕事場に訪れた。北原勝弘さん、39歳。

長野の出身で、山を身近に感じて育った。自然のなかで働きたいと思いが強く、ついに今春16年間勤めた職場を去り、東京都が主催する林業就業支援講習を受講(18日間)、林業への道をたどり始める。

とはいっても、すぐに就職できるほど林業界が好況なわけではなく、で、今回の現場体験となった。

きょう一番驚いていたのが山の斜面のきつさ。現場は傾斜角40度前後。歩くのが大変だという。

体験はあと3日間の予定。それまでにどれだけうまく歩けるようになるか.............。

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